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アール・クルーな午後

♪Dance with me〜

I want to be your partner

Cant you see 〜

・・・と、思わず口ずさんでしまう週末の午後でした。

真っ青な空。街は花のオンパレードです。

すっかり緑になったソメイヨシノとのコントラストが美しい八重桜は今が盛り。弾けるように咲くハナミズキと重なるのは、鮮やかなサツキの蕾。

街を流れる川の土手1kmほどが、もうすぐサツキの絨毯になります。この時期は通勤路を変えてこの景色を愉しむ私。

先日恩師の自宅兼アトリエにお邪魔しました。ちょっとした相談事があると伝えましたら、「丁度今、絵付けしてるから見においで。」とのこと。今は陶芸をされている私の高校時代の部活の顧問です。現地で見られたラスコーの壁画やマダガスカルバオバブの木、水牛などをモチーフに、プリミティブでファンタジックな作品を作られる。

「良かったらこれ、おうちに連れて帰ってあげて。」

お守りだそうです。

後日、「あの件どうなりましたか?またいつでも相談にいらっしゃい。」と絵文字入りのメールを下さった。ちょっとした悩みを聞いて貰ったのだ。温かい心遣いに泣きそうな気分になる。高校時代に先生からは幾つかの素敵なことを教わった。稲垣足穂、有本利夫、お箸一本だけ使って食べる波切のところてん、星空を眺めること・・・。そう言えば、夏休みに部室に連れてこられた当時幼稚園と小学生だった息子さん達の鼻先が水性マジックで黒く塗られ、その上両頬にひげが三本描かれていたことがある。

ミッキーマウスや。」

両親揃って美術教師の息子さん達は全く別の道を進まれたらしい。